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【食品展示会レポート】九州食の展示商談会2017 in 福岡

2017/02/09

九州フェア


『第5回 九州食の展示商談会in福岡~復興支援!がんばろう、熊本・大分~』の
 食品展示会の様子をご紹介いたします。

   日時:2017年1月18日(水)、19日(木) 10:00~17:00
   会場:福岡国際センター(福岡市博多区築港本町2-2)

 


 

 2017/1/18・19に福岡国際センターにて開催された

 『第5回九州食の展示商談会in福岡~復興支援!がんばろう、熊本・大分』に

 出席致しました。

 

 出展企業は、食品メーカー向けゾーンが143社、

 農商工連携・6次産業化ゾーンが44社、広告・観光展示ゾーンが8社、

 合計195社という多くの企業が出展しており、商品の展示と共に

 バイヤーとの商談も出来るという事で、多くの来場者で賑わっておりました。

 

 

  

 

 

 このたび出展している商品は全て九州の食品で、まさに海・山と自然が

 豊かであることを象徴する様に加工食品の展示と共に様々な農作物、

 水産物の展示が見られました。

 

 

  

 

 まず入場して右側には、『農商工連携・6次産業化出展ゾーン』があり、

 続いて『食品メーカー向け出展ゾーン』が配置してありました。

 出展企業は色とりどりの美味しそうな食品を華やかに飾り付けて

 出迎えてくれました。

 出展者の方々のパワーはすごかったです。

 前を通ると必ず試食を薦め、熱心に自社の商品をPRする為に

 説明をしてくださいました。

 

 『地方には眠っている商品が沢山ある』まさにその言葉につきます。

 私自身、九州地方の近くで生まれ育ってきましたが、この度は

 初めて見るような商品・果物が多く「九州って本当に恵まれた

 土地なんだな」という事を改めて感じさせてもらった気分です。

 どの野菜も果物も美味しくて、とても魅力的なものなのに

 正直「どうしてもっと有名にならないのだろう」と疑問に感じたくらいです。

 

 

 『がんばろう、熊本』とうたっているだけあって、熊本からの出展ブースが

 多く非常に活気がありました。

 『火の国』として有名な熊本ですが、水も綺麗なことで有名であり

 『水の国』でもあります。

 その綺麗な水を使って立派に育った美味しい作物がたくさんありました。

 

 

 

 希少な国産きくらげ

 

  

 

 きくらげの商品を出展していた『株式会社歩産業』様は、

 もともと全く違う分野である建設業での仕事をしていたが、

 上天草市にある「天草きのこファーム」のきくらげとの運命的な

 出会いにより栽培を始めたそうです。

 スーパーなどに並んでいるキクラゲの95%は中国産で、加えて

 生のきくらげは希少性が高くあまり出回っていない様です。

 

 試行錯誤の結果、廃校になった中学校のグラウンドを用いて

 ハウスを建て、他の農作物が育てられない廃校グランドを

 最大限に生かせるきくらげ栽培の開始に至りました。

 きくらげの佃煮やきくらげのコンフィチュール、加えて化粧品など

 その他にも様々なチャレンジをしておられました。

 

 

 

 新ジャンルの日本酒

 

  

 

 『花の香酒造』様は、まさに熊本の美味しい水を利用して

 作った日本酒を販売している企業で、説明を受ける際に

 低アルコールの日本酒を試飲しました。

 私は普段ほとんど日本酒は飲まないのですが、低アルコールということで

 やさしい感じでとても飲みやすい日本酒でした。

 低アルコールの日本酒は、スパークリングのものしか見たことが

 なかったので、それも驚きました。

 

 またパッケージもワインの様なお洒落なボトルで、女性への贈り物や

 パーティのお供にも使えるような工夫もされていました。

 日本酒は、おじさんが徳利とお猪口で飲むイメージですが、

 これなら若い子や女性がワイングラスで飲んでもいいなと感じました。

 

 

 

 15年越しの夢がかなった

 

  

 

 長崎県の『株式会社セミナリヨの丘銀杏畑』様では、

 とても楽しいお話が聞けました。

 夢に溢れた代表者の方で、聞いているこちらもも色々とチャレンジ

 しなきゃいけないなという気持ちになりました。

 その言葉は、実際に夢を叶えられた方だからこそ

 心に響いたのかもしれません。

 銀杏の木を植えている場所は、かつてセミナリヨというカトリックの

 中学校があった場所らしく、ここで学んだ生徒が日本最初の

 天正遣欧少年使節なったそうです。

 その場所に銀杏の木を植え、長年手塩にかけて育てた銀杏の木より

 出来た銀杏を、ずっと願っていたローマ法王へ、この度献上する事が

 出来たそうです。

 この願いを叶えるまでに、なんと15年かかったそうです!

 

 元は町長をされていたという代表は、その様なストーリーのある場所と、

 銀杏を使って町おこしをしようという気持ちもあったそうです。

 また、銀杏というあまりメジャーではない食品を売る為に、

 様々な工夫をされていて、有名シェフとコラボしての銀杏料理(スイーツや

 日本料理・中華料理など)も提案しており、販路を拡げる方法を着実に

 歩んでいる方でした。

 

 

 

 ワンコとおせち

 

  

 

 大分県の『やさいのきもち』様は、無農薬野菜の食事を中心に

 ケータリングサービスを行っている企業で、「犬シェアごはん」という

 犬と飼い主が一緒にご飯を食べることが出来るサービスも紹介されていました。

 大分で無農薬の野菜栽培を始め、自分の育てた安全で安心な野菜を

 直接届けたいと直接出向いて食の提供を行うケータリングサービスを

 始めたそうです。

 犬を飼っている人にとっては、可愛がっている犬と一緒に食事が

 出来ることは夢のような話で、また安全な食事を届けて頂けるのは

 とても安心できます。

 

 また年末には愛犬とシェアして食べられる『ワンコとおせち』を限定販売し、

 大好評で売り切れだったそうです。

 犬にあわせて砂糖・食塩を使用していないという事で、飼い主には少し

 物足りない味付けになっているようですが、「その分素材の味を楽しんで

 欲しい」との事で、自分の育てた野菜に自信があるということ。

 その言葉に力強さを感じました。

 ワンコとおせちは、新聞に取り上げられるなどメディア取材も多く、

 とても好評な様です。

 

 

 

 まとめ

 

 今回の展示会は本当に生産者との距離が近く、その商品が

 どの様な思いでどれだけ自信をもって作り上げているか、

 またもっとこの商品を知ってもらいたいという、思いが伝わる展示会だと

 感じました。

 九州には、「肉」、「魚」、「野菜」、「果物」、「水」何でも揃っており、

 更に一つ一つの商品が本当に美味しいという事を

 『もっとたくさんの人に広がって欲しい』そう願って仕方ない展示会でした。

 

 

 

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